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大腸がんにオプジーボ(抗PD-1抗体)は効果があるの?副作用は?

   


がんの治療法は、大きく3つあります。

・外科療法(手術)

・化学療法(抗がん剤)

・放射線療法

がんの種類によって異なるようですが
標準治療は主にこの3つの治療法で
成り立っています。

標準治療とは、科学的根拠に基づいて
推奨される治療です。

がんは、まだ、解明されていない
メカニズムが多い病気ですが、

これまでの知識の蓄積で
わかってきていることも
たくさんあります。

これまでに行われた治療のなかで
科学的に根拠があり、多くの人に

効果が期待できる治療法が
標準治療と言われています。

実績があり、効果が確認されている
方法が標準治療という訳ですね。

一方、先進治療というものも
あります。

標準治療に比べて、先進治療の方が
効果が高そうな印象を受けますが

安定的に効果がある方法というのなら
標準治療だと思います。

しかし、標準治療でも効果が出ない
場合などは、先進治療を受けて
何とかしたいと思うものです。

現在、注目されている先進治療と
しては「免疫療法」や「陽子線治療」
「重粒子線治療」などがあります。

しかし、先進治療は保険適用外が
ほとんどで、治療を受けるには
たくさんのお金が必要になります。

がん保険によっては、先進医療に
必要なお金を負担してくれるものも
あるようですが、

まだまだ、誰でも受ける事ができる
治療法という訳にはいきませんね。


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大腸がん

大腸がんは大腸に発生するがんです。

部位別に、盲腸がん、結腸がん、
直腸がん、と呼ばれます。

2015年の統計では、
がんの中で男女合わせた罹患数で
1番多いのが大腸がんです。

大腸がんの標準治療

大腸がんの標準治療は、
内視鏡治療もしくは手術の後に
化学療法や放射線療法となっています。

大腸がんの検査

大腸がんの治療で重要なのは
「早期発見」です。

大腸がんのステージ0での
5年生存率は約95%と
言われています。

大腸がんのステージ0は、
腸の粘膜までのがんです。

大腸がんの検査は
「便潜血検査」と
「大腸内視鏡検査」です。

定期健康診断などで「便潜血検査」を
受ける事ができます。

私は、5年ほど前に
「大腸内視鏡検査」を受けたことが
あります。

痔だったのかも知れませんが、
便潜血検査で陽性だったことがあり

気になったので内視鏡検査を
受けました。

大腸内視鏡検査の前には、
下剤を使って腸内洗浄を行います。

腸の中をからっぽにするのですが、
これに時間がかかります。

私の場合、朝から病院に行き、
腸内洗浄が始まりました。

内視鏡検査を行ったのは、
午後になってからだったので、
結局、1日中、病院にいました。

内視鏡検査の結果は問題が
無かったのですが、

「腺腫(せんしゅ)」が見つかり
取ってもらいました。

この腺腫が将来的に大腸がんに
成長する可能性があるそうで、

腺腫があるということは、
大腸がんになりやすい体質と
言われています。

その後、便潜血検査で陽性に
なったことがないので

大腸内視鏡検査は行っていませんが
定期的に受けた方が良いようです。

大腸がんの内視鏡治療

大腸がんでもステージ0や1の
初期の場合、粘膜にとどまっている
場合は内視鏡治療が行われます。

内視鏡治療はポリープの形によって
いくつかの方法があります。

代表的な内視鏡治療法である
ポリペクトミーは、きのこ型の茎を
もったポリープに行われるもので

ポリープの茎に金属の輪をかけ
高周波電流を流して焼き切る
治療法です。

大腸がんの手術

がん細胞が粘膜下層に深く入り込んで
いる場合は、手術をすることに
なります。

大腸がんの手術は、「開腹手術」と
「腹腔鏡手術」があります。

腹腔鏡手術は腹部の数カ所から
内視鏡と手術器具を入れて、
モニターを見ながら行う手術です。

高い技術が必要な手術方法ですが、
開腹手術に比べて患者の負担が
少なく、今では主流になっています。

大腸がんの抗がん剤

大腸がんで抗がん剤を使う目的は
手術でがん細胞がとりきれた時は
「再発予防」として、

また、手術では取り切れなかった
がん細胞の縮小と進行抑制が
あります。

大腸がんの抗がん剤は日々進歩して
いる分野です。

最近は特定の遺伝子を持つがん細胞を
狙い撃ちにしてがんの進行を抑える
「分子標的薬」の開発が進んでいます。

様々な抗がん剤が開発さることで、
治療法にも選択肢が増え、
治療効果が高くなっています。


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オプジーボ(ニボルマブ)

がん治療に注目されている新薬が
あります。

オプジーボという免疫療法に属する
新しい薬です。

免疫細胞はがん細胞を攻撃して
がん細胞の増殖を抑えようとします。

従来の免疫療法では、免疫細胞の
攻撃力を高め、がん細胞と戦う方法で
研究が進められてきました。

しかし、免疫細胞には攻撃を止めて
しまうブレーキのスイッチがあります。

がん細胞は免疫細胞に攻撃されると
このブレーキスイッチを押し、
免疫細胞の攻撃から身を守ります。

このブレーキの役割を果たす
たんぱく質を日本人の本庶佑さんが
発見します。

本庶佑(ほんじょたすく)さんは、
毎年、ノーベル賞の候補に名前が
挙がる免疫学の権威ですね。

本庶佑さんは免疫細胞が持つ
「PD-1」というたんぱく質が

ブレーキの役割を果たしている
ことを発見します。

そのPD-1をうまく制御することで
免疫細胞の力を発揮させるのが
オプジーボ(抗PD-1抗体)です。

オプジーボは保険適用されている
薬ですが、保険適用されるのは

・悪性黒色腫(皮膚がんの一種)
・非小細胞肺がん
・腎細胞がん(手術できない転移性のもの)

となっています。

どんな癌にでも効果があるように
思われているオプジーボですが、

大腸がんで使うには
自費負担となります。

大腸がんはがんの中でも、
標準治療がしっかりしていますし
手術の方法も抗がん剤の種類も

豊富ですので、患者個人の症状に
あわせた個別の治療がしやすい
がんだと思います。

それでもオプジーボの期待する人も
いるかと思いますが、
副作用もあると思いますので

安易にオプジーボと考えるのではなく
医師の意見をよく聞くことが
必要ですね。

がん治療について

患者の遺伝子情報を分析して
適切な薬のみを投与して治療を行う

プレシジョン・メディシンの
研究が進んでいて、

日本でも大腸がんの
遺伝子スクリーニング
ネットワークが始まっています。

⇒ プレシジョンメディシンが受けられる病院一覧!必要な費用は?

がんの種類というと、
部位別に分類するのが通常ですが

患者の遺伝子情報を分析して
最適な薬を探し出す研究が
始まっています。

膨大な研究論文と人工知能(AI)で
患者に最適な薬がないか探すそうです。

また、既に効果が確認されている
抗がん剤をがん細胞にのみ届くような

仕組みで効果を発揮している研究も
あります。

⇒ 副作用のない抗がん剤P-THPで治療できる病院は?効果や評判!

抗がん剤といえば、
がん細胞にだけでなく

正常な細胞にまで影響して
しまうため
副作用が心配です。

がん細胞にのみ、抗がん剤の効果が
発揮されるのなら、副作用の心配が
少なくなります。

がん治療については、
薬や治療法など、
日々、進歩しています。

今日、治らなかった病気でも
明日になれば、治るようになるかも
知れません。


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